手元は硬く先端は柔らかい、継ぎ目の無いカテーテル用チューブのご紹介です。
従来の溶着成型によるカテーテルシャフトに、不満はありませんか?
・溶着部で硬度が急に変わるため、屈曲した血管で追従性に課題
・硬度の異なるいくつかのチューブを溶着するため、工数が多く製造コストが高い
・継ぎ目で破断しやすい
課題を解決する「継ぎ目のない硬度変化チューブ」
硬くコシのある手元から、柔らかい先端部まで無段階に硬度変化、優れた血管追従性。
従来の手作業による溶接部のバラつきを排除、自動化により高い生産効率とコスト削減が可能。
従来の「溶着成型」と「継ぎ目の無い硬度変化チューブ」を比較
------ 先端部から手元部まで、硬度変化の様子を比較したグラフ ------
------ 実際のチューブにて、屈曲時の滑らかさを比較 ------
「継ぎ目の無い硬度変化チューブ」の生産方法
硬度の異なる樹脂を用いて、シームレスな硬度変化を実現しています。
この生産プロセスにより、高性能且つロット間のバラつきを減らし、高い品質を維持できます。
高精度が要求されるガイドカテーテル、デリバリーカテーテル等に最適です。